NHK関西ローカル番組・かんさい熱視線にて恋人を作らない若者特集をやるということで、録画して観ました。 なかなか耳が痛い部分もありました。
見逃した方は9/14(月)午前11:05より再放送なので是非。
9/12(土)時点では国会中継のため再放送が番組表にない状態です。再放送がないいのかもしれません。
かんさい熱視線番組HP:かんさい熱視線
以下、番組ページより引用
「恋人がいない できない ほしくない~2015年の若者たち~」
いつの時代も若者を夢中にさせてきた恋愛。
しかしいま、その恋愛に積極的ではない若者が増えている。
今年行われた内閣府の調査では、恋人のいない男女のおよそ4割が「恋人がほしくない」と回答。
さらに、その最も多かった理由は「恋愛が面倒」というものだった。
なぜ若者たちは恋愛を億劫(おっくう)に感じているのか。
その背景には何があるのか。
「面倒」という言葉の裏側に潜む若者たちの苦悩から現代社会を見つめる。
恋愛にエネルギーを使ってもそれ以上の何かが得られると思っていた自分にはなかなか興味深かったので録画。
以下、実況ツイートまとめになります。
関西熱視線恋愛しない若者特集その①
NHKディレクター(男・25歳)、帰宅してからの楽しみはビールを飲みながらアニメを観ること(なお、画面にはきんモザ、ラックの上にはらきすた、氷菓) 。恋とは無縁の生活。 pic.twitter.com/SUIYzd2eRd
— みたとわ (@mitatowa) 2015, 9月 11
関西熱視線恋愛しない若者特集その②
平成27年結婚・家族形成に関する意識調査(内閣府)で恋人がいないと答えた20代・30代のうち恋人が欲しくないと答えた人が37.6%、うち46.2%が「恋愛が面倒」と回答。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
下記リンク内最上段「平成26年度結婚・家族形成に関する意識調査」。
関連: 調査・研究 - 少子化対策 - 内閣府
関西熱視線恋愛しない若者特集その③
25歳京大生「自分の生活に恋人が入る枠がない。」「恋人がいると面倒くさい」 pic.twitter.com/7yUFx8jc4a
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その④
平成22年度国勢調査、生涯未婚率20%超え
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑤
この番組を企画したNHK小林ディレクター「私もずっと恋人がいません!」
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑥
街頭インタビュー
「相手のことを考えて行動しないといけないのでちょっと面倒くさい」
「面倒くさい」
「仲良くなるまで持っていくのが面倒くさい。」
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑦
25歳京大院生「鴨川のカップルを見ても羨ましいと思わない。いつも一緒にいて何が楽しいんですか?って感じ」
大学の研究室が休みの日は一人でゲームセンター。週に2-3回、21時くらいに来て閉店まで過ごす。
これまで一度も女性と付き合ったことがない。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑧
25歳京大院生(彼女持ち経験なし)、部屋でアニメのDVDを観るのが珠玉のひと時(画面はジュエルペットてぃんくる) pic.twitter.com/hVzp0JlgRe
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑨
25歳京大院生「恋人を作って何かしたいと思わない。」「自分には彼女できたことないけど、彼女持ちの友達の話を聞いていると拘束されているっぽいて楽しそうじゃない。」
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑩
27歳フリーター(昨年阪大中退)
休日はクラブに遊びに行って女性とラインのID交換はするけど、多くの人とのつながりが欲しいだけ。
以前は女性と付き合ったことがあるが、別れてその関係がなくなるくらいなら、友達のままでいた方がいい。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑪
番組アンケート
399人中322人が恋人がおらず、141人が恋人が欲しくないと回答。
男女ともに6割近くが恋愛が面倒と回答。
理由は面倒・お金もない・付き合うまでの過程が面倒・恋愛に割く時間があるなら身体を休めたい…etc。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑫
和光大学高坂准教授「小説漫画やテレビで恋愛ものやってるしお腹いっぱい。自分が経験しなくても分かってることじゃん(という考え)」
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関連: 和光大学青年心理学研究室 ※高坂康雅准教授のブログ
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑬
番組が25歳京大院生をアニオタ合コンイベントに参加させる。
合コンイベント中に京大アピール。
デレマスは知らないけどアイマス初期は好きらしい。
合コン終了後ツイッターアカウント交換。 pic.twitter.com/nNojvcNOed
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関連: オタパ! ※番組で参加したオタク合コンのサイト
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑭
ここでこの番組を企画したずっと彼女がいないというNHK小林ディレクターのモノローグ「僕は恋愛したいし、周りには素敵な女性がいる。なのに恋人ができない。恋ってなんなんでしょうか?」
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑮
いち早く恋愛の価値観が多様化し結婚しないでもいい世の中がくることを見抜いていた48歳独身男性。趣味はプラモデル。
当時(バブルの頃)は私は特殊に見られていたけど、今は違う。見下されることは少ない。 pic.twitter.com/wYr8Xp4YeQ
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑯
合コンに参加した25歳京大院生を再訪。
その後一度も女性とは連絡を取らず、女性からも連絡がない。
何故なのかを問うと、親の離婚が(自分の女性への価値観に)影響と告白。男女とか家族とか人と人が仲良く暮らし続けるのは無理と思っている。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑰
コラムニスト(草食男子という言葉を生み出した人)「価値観とか情報がありすぎて自分で決めるのが難しい。」「自分が目標とするモデルがない。」「時代が悪くなっているのにバブル世代が作った恋愛のルールが残った」
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑱
関西大学谷本教授
1万2千人にアンケートを取った結果、恋愛したくないという回答が66.6%
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関連: 谷本 奈穂|教員一覧|教員紹介|関西大学総合情報学部・大学院総合情報学研究科 ※番組でコメンテーターを務めた研究者
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑲
関西大学谷本教授
恋愛を面倒くさいと感じる理由についての仮説その1
・恋愛の自由化
恋愛結婚(恋愛と結婚が結びつく)が広まったのが高度成長期、90年代に縮小。恋愛が結婚から自由になった結果、逆に不安や孤独感を感じるようになった。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その⑳
関西大学谷本教授
恋愛を面倒くさいと感じる理由についての仮説その2
・趣味産業の成熟化
漫画やアニメなどエンターテイメント産業が恋愛を穴埋めするようになった。
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その21
関西大学谷本教授
恋愛を面倒くさいと感じる理由についての仮説その3
・情報過多
恋愛を面倒だと言う人かつ今まで付き合ったことがない人の割合が56.9%。直接体験したことないのに脳内イメージで面倒がる人が多い。
脳内恋愛はほどほどに…
— みたとわ (@mitatowa) September 11, 2015
関西熱視線恋愛しない若者特集その22
関西大学谷本教授
魅力的な異性70年代「男らしい男、女らしい女」という役割分担→90年代以降「気の合う人」という小さい集合体へ
— みたとわ (@mitatowa) 2015, 9月 11
関西熱視線恋愛しない若者特集その23
関西大学谷本教授
恋愛を体験していないのに面倒がる人は外部社会とつながっていない。
恋愛が面倒なら他の手段、ボランティアでも趣味でもいいから外部社会と繋がる回路を見つければ彼らは変わって恋愛するようになる。
完
— みたとわ (@mitatowa) 2015, 9月 11