とちのこえ

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良彦と黄金が戯れてる京都へ ~神様の御用人舞台訪問~

完全表紙買いで読んだ結果気に入った作品、「神様の御用人」。
読むと「この神社とか店実在するんだろうなあ…」ってパパっと検索したらポンっと出たので、行ってきました京都へ。

■「神様の御用人」とは?

神様の御用人」とはメディアワークス文庫より刊行中のライトノベル
メディアワークス文庫については一般書籍かライトノベルかの分類めんどくさいのでここではライトノベルとして扱う。
浅葉なつ著、くろのくろがイラスト担当。
現在4巻まで刊行中。
以下、特設サイトよりあらすじ引用。
神様たちの御用を聞いて回る人間――“御用人”。ある日、フリーターの良彦は不思議な老人から一冊の本を託され、狐神の黄金とともに八百万の神々のもとを訪れて御用を聞くはめになってしまった。かくして、古事記やら民話やらに登場する、人間以上に人間味あふれる神様たちに振り回されることになり……。
良彦と黄金というおもしろコンビが神様の御用を聞きつつ、そこに穂乃香ちゃんというヒロインが絡んでいるのが最新刊までの流れ。
関連:神様の御用人シリーズ特設サイト

■作品の舞台・大主神社編

ちょこちょこ順番変えてるけど分かりやすく紹介。
1巻31P
“大主神社を抱える大主山”
“丘とも呼べる小山”
“その麓は大学の広大なキャンパス”
“サークルの勧誘看板がずらりと並ぶ歩道”
“時計台のある正門沿いの道を突き当たったところに、朱色の鮮やかな一の鳥居”
ということで、京都大学の西側にある吉田神社がモデルと思われます。
関連:吉田神社

では順番に。
今の時期なのでサークルではないけど看板がずらりとならぶ歩道。

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時計台のある正門。

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の道の突き当りの一の鳥居。

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合ってますね。
ちょこっとページ戻って
1巻P10
“参道へと続く長い階段を下ってくると、手水舎の傍で”

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メインキャラクターの一人、孝太郎と遭遇した場所ですね。

1巻P9
“何人かの参拝客がいる本宮を避け”
“敷地内の急な坂道をまわり込んだ先にある大天宮”
階段を登ったところにある広場、本宮。現在社務所は改修工事中。

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本宮と反対側にある坂道をぐるっと登っていくとたどり着く大元宮。

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良彦が祖父の回復を願い続けた場所。
そして微妙に異なるけど、おそらくはここが1巻の表紙の場所かなと。

1巻P35
良彦が黄金と出会った場所です。
“二の鳥居をくぐってすぐ”
“境内から階段下りて、右手側”
ということで二の鳥居のとこまで戻ってきてその横にある今宮社。

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確かに方位神を祀っています。

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残念ながら自分の目では黄金を見つけることが出来ませんでした。

ちょっと飛んで3巻四柱で出てきた田道間守神(お菓子の神様)が祀られている末社も訪問。

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戻って2巻四柱で神様同士の夫婦喧嘩をおさめるためにやってきた吉田山の公園(作中では大主山の公園)へ。
“西側に展望が開け、京都の街を一望することができる”

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作中では夜景だけど、時間の都合で日中の京都の様子に。

■作品の舞台・都路里

都路里とは作中で黄金がグルメ雑誌に肉球の跡をぺたぺた付けてしまうほど気にしていた茶寮。
また、実際の店の名前でもある。
関連:都路里祇園本店

吉田神社を出て東大路通へ行きバス停からバスに乗って移動。
八坂神社前のバス停・祇園で下車。

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四条通を西へ。向かうと花見小路通の入り口が。

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そこを通りすぎてお目当ての都路里祇園本店へ。

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作中同様に特選都路里パフェを注文。

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1巻65Pでは店内の様子について下のように描かれています。
“店内のほとんどは女性客が占めており、男性もいることはいるのだが、どれも女性を同伴したカップルとして訪れており”
まさしくこの通りでした…

■作品の舞台・キルフェボン京都店編

都路里を出て、上で出てきたお菓子の神様・田道間守神の御用を聞くために(という建前で黄金が食べたいから)やってきたフルーツタルト専門店へ。
関連:キルフェボン京都店

先斗町を北へ北へ。

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先斗町の北側で安藤忠雄設計のビル発見。

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高瀬川沿いに進んでお目当ての店発見。
3巻245P
高瀬川のほとりにあるマンションの一階が、南欧を思わせるような白い壁のおしゃれな店舗”

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作中同様“案内されたテラス席”にて“季節のフルーツをふんだんに使ったフルーツタルト”(3巻249P)を食す。

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■移動の合間にけいおん舞台

次の場所へ移動する道中におや?ここは?

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お?

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けいおん!OPの1カット。

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芳文社コラボの叡山電鉄貴船口

カレンデース!のサインはなかったよ。

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頑張るぞいっ!(NEW GAME!涼風青葉ちゃん)

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ヘッドマークは「わかば*ガール」。

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■作品の舞台・貴船神社

叡山電鉄に揺られて貴船口へ。

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ここからは3巻三柱の舞台。
3巻137P
“駅前から出ているバスに乗り込んで”

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バスを下りて“ぶらぶらと坂を上っていく”と目に入る川床

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さらに坂を上った先にある、やってきました貴船神社

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ちょっと違うけど、おそらく3巻の表紙はここ。

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一の鳥居をくぐって階段を登り

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観光客と参拝客で賑わう本宮。

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作中ではここから今回の御用を聞く相手である水神・高龗神に促されて“川の上流にある貴船の奥宮”へ移動。

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奥宮だけあって、こっちまで来る人は少なく静かでした。

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駅までのバスに乗るため坂を下っている途中で気付いたけど…

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納涼床があった跡。お店潰れちゃったのか…
関連:貴船神社

■で、せっかく京都に来たし思ったより早く舞台訪問終わったので

行ってきました京都府南丹市美山町

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茅葺屋根の家は火災に弱いので、各戸に放水銃完備。

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持ち主が家を離れてしまったところも。

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関連:美山ナビかやぶきの里

神様の御用人舞台訪問はまだまだこれから

奈良と滋賀と和歌山に行かなきゃ…

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