とちのこえ

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神の一声を求めて~「神様の御用人」舞台訪問・葛城山の麓へ~

今月5巻が出た「神様の御用人」シリーズ。
作中に描かれた神社を訪れるのもこれで4度目。
今回は第1巻二柱「名言スランプ」にて描かれた葛城一言主神社へ。
参考:葛城一言主神社 [巡る奈良 HP]
参考:葛木坐一言主神社 [國學院大學 神社資料データベース]

☆過去の舞台訪問記事
良彦と黄金が戯れてる京都へ ~神様の御用人舞台訪問~
神様と妖夢のいる街・橿原市 ~「神様の御用人」&「境界の彼方」舞台訪問~
瀬田川の龍神様に会いに ~「神様の御用人」舞台訪問・唐橋~

■舞台のヒント

1巻p74
“葛城という土地”
“奈良へと向かう近鉄電車”
1巻p85
一言主大神”
1巻p87
奈良県御所駅
ということで、御所市にある葛城一言主神社が舞台(のモデル)だろうと。

■葛城山の麓に佇む神社とその周辺

作中では良彦と黄金は近鉄御所駅からバスで神社近くまで行き、そこから徒歩ですが、今回自分は車で移動だったのでまずは一言主神社の駐車場へ。

作中の神社までの道のり順に写真をぺたぺたと。
“葛城の道という案内のある細い道を歩いていくと”
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※この標識は神社のすぐ近くのものです。
“すぐに石造りの一の鳥居が見えてきた。”
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作中では描かれていないけれども一の鳥居から下乗石までは歩くと5分くらいの距離です。
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“今度は聖域との境を示す下乗石が進路を阻むように現れる。”
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“そこから先は両脇に灯籠のある石畳の道”
“さらにその先に長い階段”
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この辺りは作品用に描写を改変してるのかな?って感じがしました。
“そこを上った先が、一言主を祀る神社の拝殿”
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ということで、ホント一緒に記念撮影。
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一言主神社とは?

「託宣」「一言で願いを叶えてくれる」神様だそうです。(ざっくり)
地元では「一言さんはこちら」みたいな看板もありました。
自分が訪れた時も境内は賑わっていたし、人気の神様なんだなと。

■神社や神様以外の作中描写

作中では神様の眷属であるお杏さんが出てきます。
この女性は境内にある銀杏の木の精霊。
その木のモデルもちゃんとありました。
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作中では“倒木の危険”など書かれていたけど、実際に樹木医の診断の結果、その危険性があるとのことで、現在は枝などばっさり切り落とされ、主幹に負担がかからないよう少しずつ回復を図っているところのようで、募金箱が置かれてました。
何かの縁なので、少額ではあるけれど自分も募金し、回復祈願しました。

神様が引きこもってゲームに熱中していた本殿。
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と、ここまでが神社境内。
一言主とのファーストコンタクトが終わってさてお腹すいたなって行ったコンビニへ。
境内から見える周辺の様子。
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作中で一言主はローソンって明言してたからすぐにわかりました。
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そこから神様の悩みを引き起こした少女の通う学校へ。
“片側一車線の道路を走り抜けていく車は、それほど多くない”
“両脇には田畑が広がり”
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いやいやめっちゃ多かったですよ?年末だから?
歩道がない区間だらけでちょっと怖かった。
道路沿いにここかなってポイントがなかったです。

“小さな郵便局の前を通り過ぎ”
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“田の中を突っ切る細い農道”
“田を隔てる草の生えた畝へと上り”
“周りの土地より少し高くなったそこからは、目の前のコンクリートの建物──校舎から、グラウンドまでが広々と見渡せる。”
おそらくはこの先かなと。農道の先なのでここから先には行きません。
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■葛城の道沿いには

目当ての施設も廻ったので、ぶらぶらと葛城の道沿いに神社へ戻る。
葛城の道沿いには造り酒屋、醤油蔵元、旧郵便局建物を使ったカフェ(この日は閉店)、立派な門構えの家(寺の一部?)もあり、歩いていて楽しい空間でした。
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葛城の道を南へあるくと温泉施設もあるみたいだけど、この日はもう撤収。

■次回の神様の御用人の舞台訪問は…

4巻の舞台になった和歌山県か、5巻で出てきた九州か…多分和歌山ですかね。 作品も楽しいし、神社の周りのことも描かれていて訪れるのも楽しいし、人気出て話せるファンが増えるといいなあ。