とちのこえ

アニメ・漫画・ラノべと舞台・土地・食べ物とその周りのことを

良彦が正式に御用人になった土地~「神様の御用人」舞台訪問・和歌山編~

「神様の御用人」舞台訪問もこれで5度目。
今回は第4巻の舞台・和歌山県へ。

今回の話は天道根命という神が自分の心の中に抱えてる昔の記憶の根源をたどる旅。
2,600年前に紀国を統治するようになった神がその前後に自分の身に何があったのか、良彦にその時の出来事を調べて欲しいと。

☆過去の舞台訪問記事
良彦と黄金が戯れてる京都へ ~神様の御用人舞台訪問~
神様と妖夢のいる街・橿原市 ~「神様の御用人」&「境界の彼方」舞台訪問~
瀬田川の龍神様に会いに ~「神様の御用人」舞台訪問・唐橋~
神の一声を求めて~「神様の御用人」舞台訪問・葛城山の麓へ~

■御用を訊くために
今回も分かりやすく最寄り駅や由来についての記述があったので助かりました。

p23-p24
和歌山駅に到着後は、そこから貴志川線というローカル線に乗り換える。二駅目の無人駅で降りれば、目当ての社はすぐ目の前だった。”
“社の最寄駅はローカル線の無人駅で、駅舎はなく、二つの線路の真ん中に島のように短いホームがあるだけだ。”
ということで和歌山電鐵貴志川線日前宮駅
f:id:mitatowa:20160306235918j:plain
駅を出て北へ細い道を2-3分歩けば目の前に見えるのが日前神宮
f:id:mitatowa:20160306235919j:plain
参考:日前神宮

p24
“水路でぐるりと囲まれた神社の敷地”
f:id:mitatowa:20160306235920j:plain
“正面の大鳥居”
f:id:mitatowa:20160306235921j:plain
“左手に吊り灯籠のある神楽殿”
f:id:mitatowa:20160306235922j:plain
“木々の枝がトンネルのように覆う参道”
f:id:mitatowa:20160306235923j:plain
参道のT字路を左へ。
f:id:mitatowa:20160306235924j:plain
p26
“自らの社に鎮まる天道根命
ここが今回御用を訊く神が祀られている摂社天道根神社。
f:id:mitatowa:20160306235925j:plain
せっかくなので日前神宮國懸神宮にもお参り。
f:id:mitatowa:20160306235927j:plain f:id:mitatowa:20160306235926j:plain
f:id:mitatowa:20160306235928j:plain f:id:mitatowa:20160306235929j:plain
p30 “社務所のある広場”
f:id:mitatowa:20160306235930j:plain

■一旦和歌山駅
作中では何から調べればいいんだよってことで一旦和歌山駅へ戻ってます。
良彦がバス乗り場の場所を尋ねたわかやま市観光案内所。
f:id:mitatowa:20160306235931j:plain f:id:mitatowa:20160306235932j:plain
作中でチラっと描写があった駅の改札。
f:id:mitatowa:20160306235933j:plain
作中では“風鈴祭のポスター”という描写があったけど、残念ながら時期が違うので見つからず。

海南市
観光案内所でのやり取りで何か感じた良彦が向かった先、海南駅
f:id:mitatowa:20160306235934j:plain
p58
“ひとつだけの改札口を出ると、目の前には海南市の特産品を売る物産展があり”
f:id:mitatowa:20160306235935j:plain
ここで良彦が大野くんに出会ったのね。

なにやら海南市内の各所で雛人形を展示してウォークラリーみたいなことをしているようでした。
f:id:mitatowa:20160306235936j:plain f:id:mitatowa:20160306235937j:plain
海南駅にはレンタサイクルも。
f:id:mitatowa:20160306235938j:plain
お昼時だったので軽く駅前を歩いてからお昼ごはんを食べました。
空き店舗も使って雛人形を展示。
f:id:mitatowa:20160306235939j:plain f:id:mitatowa:20160307000637j:plain f:id:mitatowa:20160307000636j:plain
ど、ドムドムバーガー…だと?!
f:id:mitatowa:20160307000638j:plain
何年ぶりかに生のドムドムバーガーの店舗を見てしまった…

■風鈴祭の発祥の地へ
大野くんから聞かされた神社。
“春日の森の神社”
“住宅地の中に突然こんもりとした小高い丘が現れ”
“その山の裏手にある駐車場で車を停めた”
“駐車場から木々の間を縫う緩やかな坂道を登っていくと、広場のように開けた境内の先に、石積みの基礎の上に建てられた拝殿が姿を見せる。”
f:id:mitatowa:20160307000639j:plain f:id:mitatowa:20160307000640j:plain f:id:mitatowa:20160307000641j:plain
綺麗なトイレも。
f:id:mitatowa:20160307000642j:plain f:id:mitatowa:20160307000643j:plain
ここにも雛人形
f:id:mitatowa:20160307000644j:plain f:id:mitatowa:20160307000645j:plain
この神社を訪れた時に手に何かを持って確認しながら写真を撮ってる方がいたので、ひょっとしたら…と思いつつも、話しかけることはせず。
参考:春日神社

■名草戸畦伝説のある神社へ
p83
“名草戸部の頭が葬られたって言われてる神社”
p93
“比較的大きな県道から逸れ、田んぼの中の細い道を走り、民家が点在する集落の中で、裏手にこんもりとした小さな山を抱いてその神社はあった。”
f:id:mitatowa:20160307000646j:plain f:id:mitatowa:20160307000647j:plain f:id:mitatowa:20160307000648j:plain
p95
“石を積んで高くした土台の上に拝殿があり、その奥が幣殿と本殿になっている”
“その建物の左側には、独立して一軒家のような平屋があり、おそらくはそこが社務所だろう”
f:id:mitatowa:20160307000649j:plain f:id:mitatowa:20160307000650j:plain f:id:mitatowa:20160307000651j:plain
日本書紀には名草戸畔は後の神武天皇に殺されたと書かれているが実はそうじゃないという伝説が残っているという神社がここ宇賀部神社。
作中ではその伝説を確かめようと家族を犠牲にして調査研究を続けている大野くんの父親の姿が描かれています。
ひょっとしたらそのモデルは小野田寛郎氏なのかなあって下記3番目の記事を読んで思いました。
参考:宇賀部神社
参考:宇賀部神社 [和歌山県神社庁HP]
参考:負けなかった名草戸畔の物語 [和歌山県HP]

ここでもやっぱり雛人形
f:id:mitatowa:20160307000652j:plain
背景は違うけど、なんとなくここからの眺めを弄ったのかなって感じた4巻表紙。
f:id:mitatowa:20160307000653j:plain
これで私も正式に御用人に…なんて思いつつ、海南市を離脱。

■おまけ
みなさん、びんちょうタンをご存知ですか/覚えていますか?
ご当地コラボ萌えキャラの走りとして人気を博し、TVアニメにまでなったびんちょうタン
参考:びんちょうタン

TVアニメ放送から10年、みなべ町とのコラボはどうなっているのだろうか?
せっかく和歌山まで来たんだからちょっと見に行ってみようと車を走らせたその先に…
f:id:mitatowa:20160307000654j:plain f:id:mitatowa:20160307000655j:plain
今も変わらずマスコットをやっているびんちょうタンの姿が。
なお、道の駅みなべうめ振興館でも同様にびんちょうタンはマスコットを務めていました。
f:id:mitatowa:20160307000657j:plain f:id:mitatowa:20160307000656j:plain
※物産展内部は撮影禁止なので撮影の際は一声掛けて撮影を。
参考:南部川村森林組合とびんちょうタン
参考:道の駅みなべうめ振興館

■次は…
「神様の御用人」舞台訪問の次なる舞台は5巻・宮崎県&鹿児島県
いつになるかなあ…