2013年4-6月放送の「RDG レッドデータガール」。
その前年秋に公開されたPVで舞台のモデルが特定されていて、「この神社行きたい!見たい!」と思ってから約2年半、ようやく行ってきました十津川村。
■「RDG レッドデータガール」とは?
角川文庫より出版された全6巻原作を基にP.A.WORKSによってアニメ化された作品。
2013年4-6月放送。
原作:荻原規子
監督:篠原俊哉
シリーズ構成・脚本:横手美智子
キャラクター原案:岸田メル
キャラクターデザイン・総作画監督:芝美奈子
アニメーション制作:P.A.WORKS
関連: RDG レッドデータガール公式サイト
■「RDG レッドデータガール」の舞台モデル
メインヒロイン鈴原泉水子(CV:早見沙織)が家庭の事情から預けられていた神社のモデルは奈良県十津川村玉置山に鎮座しています。
アニメの中では泉水子が通っていた学校(十津川村鳴内の小学校、現在廃校)も描かれていましたが、今回は玉置神社と玉置山頂に行くことだけが目的。
関連:玉置神社公式サイト
大阪からだと南阪奈道路経由で五條から国道168号線で一本なので道のりは簡単でした。
奈良県南部舐めてましたね。
普段行くとしても奈良市くらいだったのでその広さを全く計算せずに突発で行ったのでちょっと疲れました。
■まずは観光案内所へ
とにかく168号線を進んで進んで進むと道の駅十津川郷の手前に喫茶店?と思うような建物がありました。
ここが観光案内所ということでさっそく立ち寄り。
ちなみに定休日は木曜日(祝日の場合は翌日)なので注意。
十津川村の観光のこと、食事処、道の状況(奈良・和歌山の山中の道路は土砂崩れや落石で封鎖が怖い)を確認、それと十津川郷士のことを。その流れで剣道が盛んだとか少子化で生徒が減ってるとか。
※十津川郷士とは古くから朝廷に仕え、租税減免の恩恵を受ける代わりに戦が起こると馳せ参じていたこの苗字帯刀が許されていた地域の住民のこと。
関連:十津川村観光協会
観光案内所で熊野古道・果無集落・温泉のことも教えて頂いたのだけど、日帰りなので今回は諦め。
昼時だったので道の駅十津川郷へ立ち寄って蕎麦を食す。ここには足湯もありました。
道の駅・警察署(五条警察署の分署)・村役場・歴史民俗資料館が固まっているのは便利ですね。
■玉置神社・泉水子の実家
お腹ふくらませてさあ玉置神社へ。
玉置神社へ行く道は2ルートあるのだけれど、手前の道(折立)は通りづらいので奥(猿飼)から行くといいですよと教えてもらった通りに。
麓から神社までの道のりは車で約20分。
こんな斜面に貼り付くように立つ家々を眺めつつゴー。
とにかく登る。
登る。眺めに気を取られると危ないので運転に集中必須。
麓の町並み。
到着。駐車場もアニメの中で描かれていたけど眺めに気を取られて撮影し忘れ。
駐車場横の観光案内図。これもアニメの中で描かれてましたね。
さあ行こう。
玉置山についての解説。県指定天然記念物と。
参道が二手に。
駐車場から歩くこと15分ほどで到着。
お手水は水が抜かれていて使用不可。漏水のためだとか。
アニメの中で描かれたカットを2枚だけ回収。
神代杉という樹齢◯千年の杉を正面に回って撮影するのは諦めて、夫婦杉とやらを撮影。
境内を一周ぐるっと周って満足したので山頂を目指す。
ここの標高は1,000m、山頂は1,076m。たった76m登るだけちょろい、この時はそう思いました。
登り始め。
宿坊は使われてないっぽい。
約20分か雑魚め。この時は(ry
登ります。
足場が…
道…?
もう足下に道がなくあとどれくらい登れば…というヘロヘロになりながらやっと念願の山頂へ。
泉水子が舞っていたところです。ここに来るまでにはスニーカーでもちょっと危なかったかも。
2年半待ってやっと来たので本当ならもっとのんびりしたかったのですが…
昼食を取ってから約2時間。
そうです。
便意が…
山頂にトイレなどあるはずもなく、登ってきた道と反対の駐車場直行ルート(約700m)を下りることに。
駐車場脇に出てくるこの道です。
駐車場横トイレへ駆け込み。トイレは綺麗で水洗・洋式・トイレットペーパー完備でした。
山頂からの眺めを堪能出来なかった代わりに玉置神社から5分ほどの展望台へ。
ここで少し浸ってました。
■せっかく十津川村へ来たので
世界遺産の熊野古道も行かず、集落を堪能できず、温泉に入れずで帰るのはもったいないので、来るときに見かけた吊り橋へ。
生活用としては日本最大とのこと。
高い。
高い。
こんな頼りない足下。
大人はみんなワイヤを掴んで歩いていたのに子供たちはこの上をダッシュしてましたね。
お陰でギシギシ鳴るわ揺れるわ…
恐怖心のない無邪気な時代を思い出しました。
ちなみに玉置神社やこの吊橋をカップルで訪れるのがおすすめルートだそうです。是非どうぞ。
■車以外もいいかもしれない。
行った感想としては十津川村内はかなり道が狭く、すれ違うことが出来ない箇所も多数、道もうねっているのでかなり辛い。
そもそも十津川村が遠い…
十津川村内で宿泊するとバス代全額キャッシュバックするキャンペーンが行われているのでそれを使って十津川温泉の旅館で宿泊、十津川温泉からバス(要予約、土日祝のみ運行)で翌朝神社へ行く手段も選択肢に入れてみよう。